音声処理が完璧
音声は常に無劣化出力です。
デュアルモノは2つのモノラルAACに無劣化分離されます。
FAQによるとこの機能をサポートしているのはAmatsukazeだけのようです。
音声切替がある場合(2chと5.1chが混在しているなど)は分割して出力されます。
ロゴ解析ができる
ロゴ除去するにはロゴ解析する必要があります。
普通はAviUtlでロゴ解析してロゴファイルを作成、それをロゴ除去プラグインで使用しますが、Amatsukazeは解析と除去の両方ができます。
Amatsukazeはロゴあり区間を自動認識して解析できるので、AviUtlのようにロゴなし区間をカットする必要がありません。
自動CMカットの精度が高い
自動CMカットに使われているのはjoin_logo_scpです。
ロゴ表示区間の検出、無音検索、シーンチェンジ検索をしていて、非常に精度が高いです。
TSのPMT更新を利用することもでき、番組の前後のCMを確実にカットしてくれます。
複数話構成の番組を各話で分割することもできます。
CMのビットレートだけ下げられる
自動CMカットは完璧ではありません。
エンコードするファイル数が少なければ毎回チェックすればいいですが、多いと大変です。
AmatsukazeはCMを残す設定があり、この場合はCM位置にチャプターが打たれます。
そのためMPC-BEならPageDownですぐに飛ばせます。
CMを残す場合に問題になるのはファイルサイズです。
CMはビットレートを食うので、普通にエンコードするとファイルサイズがかなり大きくなってしまいます。
Amatsukazeには「CMビットレート倍率」という設定があり、CMのビットレートだけを下げることができます。
そのためCMを残してもそこまでファイルサイズは大きくなりません。
CUDAを利用したフィルタ処理
NVIDIAのGPUならCUDAを利用した高速なフィルタ処理ができます。
インターレース解除フィルタのQTGMCは高品質ですが、非常に重いです。
しかしCUDAを利用すれば非常に高速に処理できます。
README.mdによるとGTX1060でフルHDが110fpsくらい出るそうです。
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