AviSynthはYV12をそのまま読み込めますが、AviUtlはYUY2に変換しないと読み込めません。
さらに内部でYC48に変換されるので、そのままロゴ解析するとYC48のロゴファイルが出来上がります。
AviSynthで使うためにこれらの変換を回避してロゴ解析します。
必要
YV12To422
YV12をYUY2に可逆変換するAviSynthのプラグインです。
GitHubからダウンロードします。
YV12To422.dllをAviSynthのpluginsフォルダに入れます。
4:2:0化フィルタ
YC48をYV12に戻すAviUtlのプラグインです。
AVIUTLプラグインからダウンロードします。
444_420_filter.aufをAviUtlのPluginsフォルダに入れます。
プロファイルの作成
設定箇所が多いので、ロゴ解析用のプロファイルを作っておくと便利です。
AviUtlを起動します。
「プロファイル」→「プロファイルの編集」→「新しいプロファイルを作る」をクリックします。
分かりやすい名前を入力して、Enterを押します。
AviUtlの設定
4:2:0化フィルタ
縦1、横1、プログレッシブをオフにします。
色変換の設定
入力と出力をともにBT.601にします。
フィルタの順序
4:2:0化フィルタを上にします。
フィルタ
4:2:0化フィルタとロゴ解析のみを有効にします。
avsファイルの書き方
以下のように書いてロゴ解析します。
MPEG2Source("D:\ts\sample.d2v") YV12To422(itype=0, interlaced=true, cplace=0)
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