AviSynthの自動逆テレシネプラグインです。
導入
GitHubからダウンロードします。
TIVTC.dllをAviSynthのpluginsフォルダに入れます。
AviSynth+の場合はplugins+フォルダとplugins64+フォルダへ入れます。
MTモードは自動登録されます。
書き方
アニメ用の設定です。
TFM(order=1, mode=6, PP=7) TDecimate(mode=1)
解説
TFM
テレシネ映像からプログレッシブフレームを復元するフィールドマッチングフィルタです。
order
フィールドオーダーの設定です。
-1で自動、0でBFF、1でTFFです。
デフォルトは-1です。
mode
フィールドマッチングの方法を選びます。
0~7まであります。
デフォルトは1です。
PP
フィールドマッチング後に残った縞の処理方法を選びます。
0と1はインターレース解除されません。
2~7はインターレース解除方法の違いです。
デフォルトは6です。
TDecimate
重複フレームを削除するフィルタです。
mode
フレームの削除方法を選びます。
0は最も似たフレームを削除します。
1は0に似ていますが、アニメなど重複フレームが多い素材に向いています。
2~7はVFR出力などで使うものなので、気にしなくていいです。
デフォルトは0です。
関数
TIVTC24P2
フィールドマッチング後に残った縞をTDeintとnnedi3で処理します。
以下のスクリプトを拡張子を.avsiにしてpluginsフォルダに入れます。
function TIVTC24P2(clip clip){ Deinted=clip.TDeint(order=-1,field=-1,edeint=clip.nnedi3(field=-1)) clip = clip.TFM(mode=6,order=-1,PP=7,slow=2,mChroma=true,clip2=Deinted) clip = clip.TDecimate(mode=1) return clip }
avsファイルに以下のように書きます。
TIVTC24P2()
TIVTC24P2_QTGMC
フィールドマッチング後に残った縞をQTGMCで処理します。
以下のスクリプトを拡張子を.avsiにしてpluginsフォルダに入れます。
function TIVTC24P2_QTGMC(clip clip){ Deinted=clip.QTGMC(Preset="Fast").SelectEven() clip = clip.TFM(mode=6, PP=7, slow=2, clip2=Deinted) clip = clip.TDecimate(mode=1) return clip }
avsファイルに以下のように書きます。
TIVTC24P2_QTGMC()
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