FFmpegの入手
ダウンロードページからffmpeg-git-full.zipをダウンロードします。
解凍して「bin」フォルダにあるffmpeg.exeをEpgTimer.exeと同じフォルダに入れます。
バッチファイル
拡張子を.batにして保存して、EpgTimer.exeと同じフォルダに入れます。
ffmpeg.exe -i "$FilePath$" -vf bwdif=1 -c:v libx264 -preset medium -crf 23 -c:a copy -bsf:a aac_adtstoasc "$FolderPath$\$FileName$.mp4"
使い方
予約登録画面で「録画後実行bat」にバッチファイルを指定します。
出力先はTSファイルと同じフォルダです。
プリセットに設定
バッチファイルを毎回指定する手間が省けます。
予約登録画面で「録画後実行bat」を指定して「変更」をクリックします。
「変更」をクリックします。
マージンの指定
指定したマージン以上録画予定がないときにバッチファイルを実行します。
xtne6f版EDCBで追加された拡張命令を使います。
バッチファイルの最初に書きます。
rem _EDCBX_BATMARGIN_=10
単位は分なので、この場合10分以上録画予定がないときに実行されます。
エンコード設定の解説
-vf bwdif=1
インターレース解除です。
1で60fps出力、0で30fps出力です。
-c:v libx264
エンコーダーの指定です。
libx265にすると遅くなりますが、高圧縮になります。
-preset medium
画質と速度のバランスです。10種類あります。
ultrafast
superfast
veryfast
faster
fast
medium
slow
slower
veryslow
placebo
上に行くほど低画質で高速に、下に行くほど高画質で低速になります。
デフォルトはmediumです。
-crf 23
画質と圧縮率のバランスです。範囲は0~51です。
値が小さいほど高画質で低圧縮に、大きいほど低画質で高圧縮になります。
libx264のデフォルトは23です。
libx265のデフォルトは28です。
-c:a copy -bsf:a aac_adtstoasc
音声はファイルサイズが小さいので、コピーしています。
カスタマイズ
逆テレシネ
映画やアニメにおすすめです。
インターレース解除の部分を書き換えます。
-vf pullup -r 24000/1001
リサイズ
-s 1280x720
1280×720にリサイズされます。
TSファイルを削除
バッチファイルの最後に書きます。
del "$FilePath$"
完全に削除されるので、注意してください。
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