BonDriverとは
TS抜きソフトからチューナーを制御できるようにするためのソフトです。
チューナーに対応したBonDriverを用意する必要があります。
名前の由来はTS抜きチューナーの先駆けとなったFriioの形状が漢字の「凡」に似ていたことから。
種類
Jacky版
いわゆる公式版です。
フィルタをインストールするのが特徴です。
名前の由来はインストールされる「Jacky Mpeg2 Video Decoder」から。
配布先はTS抜きチューナー備忘録さんが詳しいです。
e-Betterのチューナーはドライバと一緒に配布されています。
radi-sh版
BDASpecialプラグインというdllをBonDriverと同じフォルダに設置して使用するのが特徴です。
LNB給電や内蔵カードリーダーにも対応しています。
BonDriver本体は以下のページからダウンロードできます。
BDASpecialプラグインは対応チューナーによっていくつかあります。
以下の記事でまとめています。
WinUSB版px4_drv
非公式のドライバで、専用のBonDriverを使用します。
そのためradi-sh版などとの併用は不可です。
元々はLinux向けのドライバでしたが、WinUSB版が出たことでWindowsでも使用できるようになりました。
ドロップしにくいと評判で、特にJacky版やradi-sh版でドロップに悩んでいる場合はおすすめです。
LNB給電はできますが、内蔵カードリーダーには対応していません。
以下の記事でまとめています。
チューナー数分作る必要はない
BonDriverは1つで複数チューナーを扱えるので、チューナー数分作る必要はありません。
BonDriverを分けるメリットはチューナーに不具合があった場合に特定しやすいことです。
しかしSpinelやBonDriverProxyExなどは対応していないので分ける必要があります。
radi-sh版で厳密に分けるには以下のようなFriendlyNameの書き換えが必要です。
ファイル名の付け方
「BonDriver_」を先頭に付けるようにします。これによってTVTestなどのTS抜きソフトがBonDriverを区別できるようになります。
次に分かりやすいようにチューナー名を付けます。
例えばPX-W3PE4の場合は以下のようにします。
BonDriver_PX_W3PE4
区切りはアンダーバー(_)かハイフン(-)を使います。
次に地デジの場合はTを、BS/CSの場合はSを付けます。
BonDriver_PX_W3PE4_T
BonDriver_PX_W3PE4_S
TはTerrestrial(地上)、SはSatellite(衛星)の意味です。
地デジとBS/CSの混合チューナーの場合は何も付けません。
チューナーとBonDriverを1:1で設定する場合は数字を0から付けます。
BonDriver_PX_W3PE4_T0
BonDriver_PX_W3PE4_T1
BonDriver_PX_W3PE4_S0
BonDriver_PX_W3PE4_S1
競合対策
TS抜きソフト同士でBonDriverを奪い合うことを防ぐ方法です。
EpgTimerPlugIn
EpgTimerの番組表からTVTestを起動できるようにするプラグインです。
予約録画で使用するチューナーで視聴していたら自動的にTVTestを終了するようになっています。
BonDriverProxyEx
BonDriverをLAN内で共有するソフトです。
BonDriver自動選択機能が付いていて空いているチューナーを優先して使ってくれます。
既に目的のチャンネルを開いているBonDriverがあったら共有するので、録画するけどリアルタイムで見たい場合に1チューナーで済み無駄がありません。
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