重量級フィルタをかける場合は、一旦可逆圧縮で出力して再編集すると便利です。
必要
AVS2AVI
AviSynth.infoのアーカイブへ行き、一番下の「AviSynth 関連ソフトウェアのミラー」からavs2avi-140a.zipをダウンロードします。
解凍すると「Release」フォルダにavs2avi.exeがあります。
Ut Video Codec Suite
可逆圧縮コーデックです。
他にもありますが、対応コーデックが多いのでおすすめです。
或るプログラマの一生へ行き、[UtVideo] バージョン~の記事からバイナリをダウンロードして、インストールしてください。
バッチファイル
@echo off rem avs2avi.exeのパス set AVS2AVI="C:\Tools\avs2avi.exe" rem ループ処理の開始 :loop if "%~1" == "" goto end rem AVS2AVIの開始 %AVS2AVI% "%~1" "%~dpn1.avi" -c ULH0 rem avsファイルの作成 echo AVISource("%~dpn1.avi", pixel_type="YV12")> "%~dpn1_avi.avs" echo.>> "%~dpn1_avi.avs" set /p<nul=return last>> "%~dpn1_avi.avs" shift goto loop :end
使い方
テキストエディタに貼り付けて拡張子を.batにして保存してください。
avs2avi.exeのパスを指定してください。
avsファイルをバッチファイルにドラッグ&ドロップすると、aviとそれを読み込むavsファイルが出力されます。
avsファイルは入力ファイル名に「_avi」を付けて以下のように作成されます。
AVISource("D:\encode\sample.avi", pixel_type="YV12") return last
pixel_typeはYV12がYV16で読み込まれてしまうので、指定しています。
内容を変えたい場合はこちらの記事を参考にしてください。
avsファイルが不要なら「avsファイルの作成」の4行を消してください。
設定
-cでFourCCを指定します。
ULH0は「YUV420 BT.709」です。
ULY0は「YUV420 BT.601」です。
それ以外はUt Video Codec SuiteのReadmeの「FourCC 一覧」を参考にしてください。
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