地デジ/BS/CS/スカパープレミアムx4を録画できるTVチューナーです。
4チューナーは組み合わせ自由なので、地デジx4やBS/CSx4などの使い方ができます。
取り付け
PCI-Expressに取り付けます。
端子は5つありますが、真ん中に地デジを、それ以外にBS/CSかスカパープレミアムを繋げます。
BS/CSとスカパープレミアムはチューナー数分繋げる必要があります。
ドライバのインストール
Digital DevicesのサイトからOSに合わせて32bit版か64bit版をダウンロードします。
「Next」をクリックしていけばインストールは完了します。
BonDriverの準備
BonDriver_BDAとBDASpecial-DDをダウンロードします。
BonDriver_BDAの x86\Release にあるBonDriver_BDA.dllを4つにコピーして以下のようにリネームします。
BonDriver_MaxM4_0.dll
BonDriver_MaxM4_1.dll
BonDriver_MaxM4_2.dll
BonDriver_MaxM4_3.dll
BDASpecial-DDのBonDriver_MaxM4-sample.iniを4つにコピーして以下のようにリネームします。
BonDriver_MaxM4_0.ini
BonDriver_MaxM4_1.ini
BonDriver_MaxM4_2.ini
BonDriver_MaxM4_3.ini
x86\Release にあるDD.dllをBonDriverと同じフォルダに配置して使用します。
iniファイルの編集
地デジ/BS/CSx4で運用する場合の書き方です。
BonDriver_MaxM4_0.ini
[Tuner]を以下のように書き換えます。
[Tuner] FriendlyName="Digital Devices DVB-S2 Tuner 1" CaptureFriendlyName="Digital Devices TS Capture 1" Name="MaxM4" UseSpecial="DD" ; FriendlyNameで指定したチューナーの種類に合ったDVBSystemTypeを指定してください DVBSystemType="DVB-S/DVB-S2" ; NetworkProviderはGeneric Network Providerを使用 NetworkProvider="Microsoft Network Provider"
BonDriver_MaxM4_1.ini
[Tuner]を以下のように書き換えます。
[Tuner] FriendlyName="Digital Devices DVB-S2 Tuner 2" CaptureFriendlyName="Digital Devices TS Capture 2" Name="MaxM4" UseSpecial="DD" ; FriendlyNameで指定したチューナーの種類に合ったDVBSystemTypeを指定してください DVBSystemType="DVB-S/DVB-S2" ; NetworkProviderはGeneric Network Providerを使用 NetworkProvider="Microsoft Network Provider"
BonDriver_MaxM4_2.ini
[Tuner]を以下のように書き換えます。
[Tuner] FriendlyName="Digital Devices DVB-S2 Tuner 3" CaptureFriendlyName="Digital Devices TS Capture 3" Name="MaxM4" UseSpecial="DD" ; FriendlyNameで指定したチューナーの種類に合ったDVBSystemTypeを指定してください DVBSystemType="DVB-S/DVB-S2" ; NetworkProviderはGeneric Network Providerを使用 NetworkProvider="Microsoft Network Provider"
BonDriver_MaxM4_3.ini
[Tuner]を以下のように書き換えます。
[Tuner] FriendlyName="Digital Devices DVB-S2 Tuner 4" CaptureFriendlyName="Digital Devices TS Capture 4" Name="MaxM4" UseSpecial="DD" ; FriendlyNameで指定したチューナーの種類に合ったDVBSystemTypeを指定してください DVBSystemType="DVB-S/DVB-S2" ; NetworkProviderはGeneric Network Providerを使用 NetworkProvider="Microsoft Network Provider"
全ファイル共通
[Satellite]でBS/CS110以外の行の先頭に;を付けます。
[Satellite] ; 使用する衛星受信パラメータを全て定義 Satellite1SettingsAuto="BS/CS110" ;Satellite2SettingsAuto="JCSAT-3" ;Satellite3SettingsAuto="JCSAT-4"
[Modulation]でISDB-TとISDB-S以外の行の先頭に;を付けます。
[Modulation] ; 使用する変調方式パラメータを全て定義 ModulationType0SettingsAuto="ISDB-T" ModulationType1SettingsAuto="ISDB-S" ;ModulationType2SettingsAuto="DVB-S" ;ModulationType3SettingsAuto="DVB-S2" ;ModulationType4SettingsAuto="J.83C-64QAM" ;ModulationType5SettingsAuto="J.83C-256QAM" ;ModulationType6SettingsAuto="J.83B-Opticast" ;ModulationType7SettingsAuto="J.83B-64QAM" ;ModulationType8SettingsAuto="J.83B-256QAM"
[TuningSpace03]以降のすべての行の先頭に;を付けます。
;[TuningSpace03] ;DD_SelectStandard="ISDB-C" ;TuningSpaceName="TransModulation" ;ChannelSettingsAuto="TransModulation" ;ChannelSettingsAutoOptions="Only64QAM,All" ; スカパー!プレミアムサービス光(フレッツ・テレビ) ;[TuningSpace04] ;DD_SelectStandard="J.83B" ;TuningSpaceName="HIKARI" ;ChannelSettingsAuto="Opticast" ;ChannelSettingsAutoOptions="All" ; スカパー!プレミアムサービス(124/128度CSアンテナ) ;[TuningSpace05] ;DD_SelectStandard="DVB-S2" ; ;;;; DD_LNBPowerMode ; チューニング空間毎にLNB 給電モードを指定できます([DD]セクションの LNBPowerOff 設定よりこちらが優先) ; 指定できる値 ; "Off" ; "13V" ; "18V" ; "Auto" ;DD_LNBPowerMode="Auto" ;TuningSpaceName="スカパー" ;ChannelSettingsAuto="SPHD"
LNB給電
iniファイルのLNBPowerOffをNOに書き換えます。
;;;; LNBPowerOff ; LNB給電を行う場合はNOにする(海外仕様13V/18Vなので注意してください) LNBPowerOff=NO
地デジのチャンネルスキャン時間の短縮
地デジをUHFアンテナで受信している場合は不要なチャンネルスキャンを省略できます。
iniファイルの[TuningSpace00]にある以下の部分の上3行の先頭に;を付けて、下3行の先頭の;を外します。
;TuningSpaceName="PassThrough" ;ChannelSettingsAuto="PassThrough" ;ChannelSettingsAutoOptions="All" ; 地デジアンテナ、同一周波数パススルー方式のケーブルテレビの場合、上記3行を下記のように書替えると不要なチャンネルのスキャンに要する時間を省けます TuningSpaceName="UHF" ChannelSettingsAuto="UHF" ChannelSettingsAutoOptions=""
コメント
チューナーデバイスとキャプチャデバイスは必ず1:1で指定しないと余計な検索が増えます
[Tuner]
Guid0={8b884e50-fbca-11de-b16f-000000004d56}
Guid1={8b884e20-fbca-11de-b16f-000000004d56}
FriendlyName0=”Digital Devices ISDB-T Tuner 1″
FriendlyName1=”Digital Devices ISDB-S Tuner 1″
CaptureGuid0={8b884ef0-fbca-11de-b16f-000000004d56}
CaptureGuid1={8b884ef0-fbca-11de-b16f-000000004d56}
CaptureFriendlyName0=”Digital Devices TS Capture 1″
CaptureFriendlyName1=”Digital Devices TS Capture 1″
;;; Digital DevicesのTunerとCaptureはDeviceが異なるのでDeviceInstancePathをチェックしないようにする
CheckDeviceInstancePath=0
[BonDriver]
DebugLog=YES
にして上記設定とのログを比較してもらえればわかります
Digital Devicesのカードを複数枚使うう場合はログを見て上記よりもっと上位までGuidを指定することで個別にチューナーを指定出来ます
ご指摘ありがとうございます。
記事を修正しました。
以前からこの記事を参考に設定をして使用していたのですが、先週辺りからAT-X等一部のBS/CSの録画が失敗もしくは異常なドロップをするようになり再スキャンをしたら12チャンネル中11回が失敗してAT-Xが消えました。
そもそもCSは12チャンネルよりも遥かに多いはずです。
加えてBSもスキャンし直したところ若干少なくなってしまい、一部はチャンネルとして認識されるものの音が跡切れ跡切れで画面が映りません。
テレビではすべて問題なく、DD上でもスキャン出来た一部チャンネルは問題無く映るのでアンテナやケーブルが悪いということは考え辛いと思われます。
分配器がダメになった可能性はありませんか?
元のケーブルを1本だけ刺したら見事に治りました!
分配器ってダメになるんですね…
500円程の安物だったのでもう少し高いものを買ってきます
ありがとうございました
dd max m4 でproxyexを使おうとしてますが、bs/cs固定で地デジにいけません。原因がわかれば教えて下さい。iniファイルの記述は以下のとおりです。とりあえず今はBonDriver_MaxM4_0.iniの一つのみで実験中です。よろしくおねがいします。
[DD]
DebugLog=NO
SelectStreamRelative=YES
DisableTSMF=NO
LNBPowerOff=YES
GetSignalStrengthFunction=”SNR”
[Tuner]
FriendlyName0=”Digital Devices ISDB-T Tuner 1″
FriendlyName1=”Digital Devices ISDB-S Tuner 1″
CaptureFriendlyName0=”Digital Devices TS Capture 1″
Name=”MaxM4″
UseSpecial=”DD”
DVBSystemType0=”ISDB-T”
DVBSystemType1=”ISDB-S”
NetworkProvider=”Microsoft Network Provider”
[BonDriver]
DebugLog=NO
BuffSize=0
MaxBuffCount=512
WaitTsCount=1
WaitTsSleep=100
ThreadPriorityStream=”THREAD_PRIORITY_HIGHEST”
[Satellite]
Satellite1SettingsAuto=”BS/CS110″
[Modulation]
ModulationType0SettingsAuto=”ISDB-T”
ModulationType1SettingsAuto=”ISDB-S”
[TuningSpace00]
DD_SelectStandard=”ISDB-T”
TuningSpaceName=”UHF”
ChannelSettingsAuto=”UHF”
ChannelSettingsAutoOptions=””
[TuningSpace01]
DD_SelectStandard=”ISDB-S”
TuningSpaceName=”BS”
ChannelSettingsAuto=”BS”
[TuningSpace02]
DD_SelectStandard=”ISDB-S”
TuningSpaceName=”CS110″
ChannelSettingsAuto=”CS110″
MaxM4でproxyexを使おうと思ってますが、BS/CSから地デジへ行きません。
何か特別な設定が必要でしょうか?それとも、もともと ISDB-Tと ISDB-Sの行き来は不可能なのでしょうか?
BonDriverProxyEx.iniの記述はどうなっていますか?
BonDriverProxyEx.iniは以下のとおりです
一応一つで3波対応ならTとSわけずにTのみで書いてます
[OPTION]
ADDRESS=127.0.0.1
PORT=1192
OPENTUNER_RETURN_DELAY=0
SANDBOXED_RELEASE=0
DISABLE_UNLOAD_BONDRIVER=0
CHANNEL_LOCK=0
[BONDRIVER]
01=PT-T;BonDriver_MaxM4_0.dll;BonDriver_MaxM4_1.dll;BonDriver_MaxM4_2.dll;BonDriver_MaxM4_3.dll
[SYSTEM]
PACKET_FIFO_SIZE=64
TS_FIFO_SIZE=64
TSPACKET_BUFSIZE=192512
PROCESSPRIORITY=NORMAL
THREADPRIORITY_TSREADER=NORMAL
THREADPRIORITY_SENDER=NORMAL
BonDriverProxyEx.iniは問題ありません。
BonDriver_MaxM4_0.iniについてですが、FriendlyNameは1つのチューナーに対して1種類だけ指定してください。
私も以前はISDB-TとISDB-Sの両方を記述していたのですが、BonDriver作者のradi_sh氏にTwitterで指摘されて知りました。(その時のやり取り)
ISDB-TとISDB-Sの切り替えは[TuningSpace00]にあるDD_SelectStandardで行われています。
そのためFriendlyNameはデフォルトのDVB-S2で問題ありません。DD Control CenterでもDVB-S2にチェックを入れてください。
この記事の通りにiniファイルを作成してみてください。
ありがとうございます
明日朝にでもやってみます
無事できました。ありがとうございます。
原因はiniファイルを増やす際のコピペのときにちょっとした半角スペースが入ったのが原因のようです。昨日指摘されたとおりにして、チャンネル変更できるのを確認してから、そのiniファイルをコピーして増やして行ったら大丈夫でした。
親切に教えていただき、ありがとうございます。
DD Max M4をこちらのサイトを参考に、EDCB/TVtestで使えるようにできたのですが、ふと気づいたら J SPORTS 3だけが選局できません。
何度チャンネルスキャンをしてもダメだったので、”DD Max M4″ “J SPORTS 3″とかでぐぐりまくったところ、5chの以下のスレで情報が見つかりました。
>https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/avi/1611736745/405
>DDMAXM4でオート設定にしている場合はオプションに
>ChannelSettingsAutoOptions=”RelativeTS:4″
>を追加してチャネルスキャンすればいけるみたいね
ということで、
BonDriver_MaxM4_0~3.ini
[TuningSpace01] のセクションに
ChannelSettingsAutoOptions=”RelativeTS:4”
を追加すればいけるようになりました。
これを指定していないと、
BSxx/TS0~2までしか検索してくれないようで、
トラポン移動で BS19/TS3 に移動したJ SPORTS 3を見つけられなかったようです。
BonDriver_BDAは以下のコミットでデフォルト値が4に変更されましたが、まだバイナリ配布はされていないので自分でビルドする必要があります。
https://github.com/radi-sh/BonDriver_BDA/commit/c208fb2116e894683ac3016f44679ddb03d8a043
BonDriver_BDA-2019-02-02.zipの場合はその対応が必要です。
BonDriver_BDA-2019-02-02.zip
を使ってました。
なるほどです( ╹◡╹)
詳細なご説明有難う御座います。
TBSからDDに乗り換えようとしています。
LNBの電源変換機が必要なのではと思うのですが特に触れられていないのは不要なのでしょうか。
スカパーのアンテナに供給することを考えています。
海外製チューナーのLNB電圧13/18Vを 11/16Vに変換する変換機をスカパーアンテナ2つから4本のケーブルのうち2つのケーブルに変換機を挟むという考えでいいのでしょうか。