yt-dlpの使い方

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動画再生

高機能な動画ダウンロードツールです。1,000以上のサイトに対応しています。

youtube-dlの派生版です。

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ダウンロード

yt-dlp

GitHubからyt-dlp.exeをダウンロードします。

FFmpeg

動画と音声を結合したり、様々な後処理に使います。

GitHubからffmpeg-master-latest-win64-gpl.zipをダウンロードします。

「bin」フォルダにあるffmpeg.exeとffprobe.exeをyt-dlp.exeと同じフォルダに入れます。

Deno

YouTubeのダウンロードに必要なJavaScriptランタイムです。

GitHubからdeno-x86_64-pc-windows-msvc.zipをダウンロードします。

deno.exeをyt-dlp.exeと同じフォルダに入れます。

使い方

コマンドプロンプトで以下のように実行します。

yt-dlp.exeのパス 動画のURL

しかし毎回パスを入力するのは面倒だと思うので、バッチファイルがおすすめです。

以下を拡張子を.batにして保存して、yt-dlp.exeと同じフォルダに入れます。

@echo off
cd /d %~dp0

set OPTIONS=

set /p URL=URL:

yt-dlp.exe %OPTIONS% "%URL%"

バッチファイルをダブルクリックするとコマンドプロンプトが起動します。

動画のURLを貼り付けてEnterを押すとダウンロードが始まります。

終わるとコマンドプロンプトが終了します。

出力先はバッチファイルと同じフォルダです。

オプション

set OPTIONS=の後に書いてください。

mp4をダウンロード

できるだけmp4をダウンロードします。

-f "bv*[ext=mp4]+ba[ext=m4a]/b[ext=mp4] / bv*+ba/b"

YouTubeだとAV1がダウンロードされますが、H.264にしたい場合は以下を追記します。

-S vcodec:h264

音声のみをダウンロード

-x

mp3に変換したい場合は以下のようにします。

-x --audio-format mp3

指定できるのはbest(デフォルト)、aac、alac、flac、m4a、mp3、opus、vorbis、wavのどれかです。

プレイリストをダウンロードしない

動画のURLにlist=が含まれているときに再生中の動画のみをダウンロードします。

--no-playlist

プレイリストから新しい動画のみをダウンロード

--download-archive archive.txt

最初にプレイリスト全体をダウンロードします。2回目以降はarchive.txtに記録された動画はスキップされます。

サムネイルを埋め込む

--embed-thumbnail

メタデータを埋め込む

動画の説明やチャプターを埋め込みます。

--embed-metadata

字幕を埋め込む

--embed-subs --sub-langs ja

--sub-langsで言語を指定します。この場合は日本語です。

ファイル名の変更

デフォルトは「タイトル [ID].拡張子」ですが、以下のようにすると「タイトル.拡張子」になります。

-o "%%(title)s.%%(ext)s"

それ以外はこちらの記事を参考にしてください。

出力先の変更

-o "フォルダパス\%%(title)s [%%(id)s].%%(ext)s"

例えばDドライブの「download」フォルダに出力したい場合は以下のように書きます。

-o "D:\download\%%(title)s [%%(id)s].%%(ext)s"

複数のURLをダウンロード

URLを書いたテキストファイルをドラッグ&ドロップしてダウンロードするバッチファイルです。

--download-archiveのように同じURLを何回も指定する場合にも便利です。

バッチファイルをダブルクリックした場合は通常のダウンロードになるので、1つのバッチファイルで済みます。

yt-dlpで複数のURLをダウンロードするバッチファイル
yt-dlpの導入はこちらの記事を参考にしてください。バッチファイル拡張子を.batにして保存して、yt-dlp.exeと同じフォルダに入れます。@echo offcd /d %~dp0set OPTIONS=if not "%~1" ==...

フォーマット一覧からダウンロード

以下のようなフォーマット一覧を表示して、ダウンロードしたいものを選択できるバッチファイルです。

yt-dlpでフォーマット一覧からダウンロードするバッチファイル
yt-dlpの導入はこちらの記事を参考にしてください。バッチファイル拡張子を.batにして保存して、yt-dlp.exeと同じフォルダに入れます。@echo offcd /d %~dp0set OPTIONS=set /p URL=URL:...

アップデート

以下のように書いたバッチファイルをyt-dlp.exeと同じフォルダに入れます。

@echo off
cd /d %~dp0

yt-dlp.exe -U
deno.exe upgrade

バッチファイルをダブルクリックすればyt-dlpとDenoがアップデートされます。

その他

README.mdを参考にしてください。

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コメント

  1. ハナコ より:

    >sf tht様
    ご返信、ありがとうございます。
    この度はお騒がせしてしまい申し訳ありません。
    カレントディレクトリにてファイルの存在を確認しました。
    とても助かりました。本当に感謝です。

    これからもサイトの更新を楽しみにしておりますね。

  2. のり より:

    はじめまして。
    youtube-dlのコマンドについてさまよっていたらこちらにたどり着きました。
    質問なのですが、bestvideoとbestaudioを指定してダウンロードした場合は映像と音声が別ファイルになりますよね?
    そのファイルをffmpegで結合しようとしているのですが、ハードウェアエンコード(nvenc)で処理するための引数はわかりますでしょうか?
    ぜひ教えていただけると嬉しいです。

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